鼻は顔の中心に位置しているため、鼻筋が曲がったりゆがんだりしていると、顔全体がアンバランスな印象になってしまいます。
斜鼻修正とは、曲がっている鼻骨を修正し、固定することで鼻筋をまっすぐに整えます。手術により、鼻の通りもよくなるので呼吸も楽になります。
斜鼻修正とは、鼻を大きく見せている余分な軟骨や軟部組織を取り除いたり、必要に応じてご自身の耳の軟骨を埋め込んで高さを出し、鼻先を小さく細くする治療です。
こんな方におすすめです
- 生まれつき鼻筋が曲がっている方
- 怪我などで鼻が変形してしまった方
- 鼻筋が曲がっていて顔全体のバランスが悪いと感じる方
- 鼻が曲がっていることで鼻の通りが悪く、呼吸が苦しい方
鼻のバランスについて
顔の中心に位置し、印象に残りやすい鼻。どのような形がバランスのよい鼻なのでしょうか。
美容医療において、基準となる「鼻のバランス」は以下のように考えられています。
（1）鼻筋
正面から見て、眼窩上縁（眉頭下あたり）からまっすぐ鼻筋の線が降りてきて、鼻先の頂点で終わる。それが左右対称であること。
（2）鼻のカーブ
右斜め45度から見て、左の目の上の部分から鼻筋に沿って線がカーブを描き、鼻先にかけてまっすぐか、やや上向きで左の鼻の頂点で終わる。
（3）鼻先
鼻先の右の頂点・左の頂点・鼻根部と鼻尖部（鼻先とそれより上側）・鼻橋部と鼻尖部（鼻先とそれより下）に4つの点を置き、それぞれを結んで菱形の線が整っていること。
お一人おひとりの
お悩みに対する
オーダーメイド治療
当院では、最初に患者さまお一人おひとりの鼻や目の形と顔のバランスを確認。あらゆる角度から見たときの最善の形態を考え、お悩みに適した方法をご提案いたします。
鼻の内側から治療する
骨切り手術
斜鼻修正の切開方法は、鼻柱を開けて手術する「オープン法」と、左右両側の鼻の穴の中を切開する「クローズ法」があります。当院では斜鼻修正において、主に表に傷跡が見えにくい「クローズ法」で行っています。
効果的な
医療技術を追求
当院の治療は、美容外科歴30年超の院長や副院長をはじめ、経験豊富な医師が施術を担当します。特に当院院長は、大手美容クリニックの総院長として30年程度にわたり美容医療に従事したのち、現在も他のクリニックからの依頼を受け技術指導も務めています。医師・看護師全員が最新の知識・技術を日々習得し、患者様にご満足いただける技術を提供しています。
斜鼻修正は「鼻筋を整える手術」です。正面から見た形だけでなく、側面から、あるいは下から見上げた鼻の形を把握し、トータルに鼻先を整えます。
鼻の皮膚の厚さ、鼻を支える軟骨の形、鼻の軟部組織などを考慮し、ご自身が思う理想の形に近づけるために、複数の治療の提案も行っています。
手術について
（1）両側の鼻の穴の中の切開
（2）鼻を剥離し、鼻中隔軟骨と鼻骨部を確認
（3）外側骨切りと内側骨切りのラインで骨切り
（4）鼻中隔軟骨の修正を行う
（5）骨切りして、ブラブラにさせた遊離骨片
（鼻の骨の骨片）を真っ直ぐに矯正
（6）骨を固めるために約1週間程度ギプスで固定する
鼻の形や状態は人によって千差万別です。皮膚の厚さや硬さ、軟骨の厚さ、組織の量など、個々に違いがあるため、同じような鼻でも、希望する最終形は患者さまごとに異なることも多々あります。鼻の骨のみが湾曲している場合や、軟骨にまで被害が及んでいる場合など、患者様によって様々です。症状に合わせて鼻の骨を削ったりプロテーゼで補ったりすることで、まっすぐの美しい鼻に整えます。
そのため、ご自身の希望や状態を医師に確認して、治療プランを組み立てることが最重要です。
当院では、できるだけ患者さまのご希望に添えるよう、カウンセリング時や事前に写真などを提示いただき希望の鼻の形をお伝えいただきます。そのうえで、患者さまの状態を説明して、患者さまに合った一番よい手術法を提案します。また、手術直後にご本人様に鼻の形を確認頂き、必要であればその場で微修正を行うなど、きめ細やかな対応も行っています。
阪田和明 院長
形成外科医・美容外科医として上まぶたのたるみ取りを手掛ける。
大手美容クリニックの総院長を長年(※）務めたあと、阪田美容・形成外科を2016年開院。現在も他院の医師に対し、施術指導を行っています。
（※ 1987年〜現在）
治療の流れ
［カウンセリング（約1時間）］
患者さまのご希望を伺い、顔のバランスなどを考慮して最適な治療をご提案します。
方針が決まりましたら、手術と費用のご説明を行います。
（メールカウンセリング）
遠方でご来院が難しい方にはメールカウンセリングも行っています。その場合、6方向（正面、左右ななめ、左右真横、下）からご自身のお顔を撮影していただき、医師と患者さまの間で情報を共有します。
治療にご納得頂いた場合は、手術の予約をしていただきます。
手術日当日
［手術前カウンセリング］
手術前に、施術の再確認を行います。
［手術］（約2時間）
全身麻酔後に、鼻孔の中を切開します。鼻骨を骨切りし、鼻中隔軟骨の曲がりを正中に戻す手術を行い傷を縫合します。
［手術後］
リカバリールームにてお休みいただきます。
翌日
医師が鼻の状態を確認します。鼻に詰めたタンポンを除去します。
7日後
ご来院いただき、ギブスをはずします。
［アフターケア］
1ヶ月後・3ヶ月後・半年後検診を推奨しています。
ダウンタイムとリスクについて
ダウンタイム
・ダウンタイムについては個人差があります。
・術後1週間程度は鼻用ギプスで固定を行います。
・1週間〜10日程度で大きな腫れは落ちつきます。
・施術部位を触る・濡らすなどの刺激はお控えください。
・術後に鈍痛が残る場合があります。
・術後に内出血が出る場合があります。
・術後に違和感や感覚が鈍くなることがありますが、ほとんどの場合は徐々に戻ってきます。
・鼻の内側を切っているので、鼻血が出る場合があります。出続けなければ心配は要りません。
リスクについて
・効果については個人差があります。
・仕上がりに差が出る場合がありますが、微妙な差は誰にでもあります。
Q&A ※効果には個人差があります。
- 手術にはどれくらい時間がかかりますか？
- 状態によって異なりますが、約30分から約1時間程度です。
- 手術の翌日から会社に行けますか？
- 術後1週間程度は鼻用ギプスを装着します。
- 手術中に痛みはありますか？
- 手術時には麻酔を行います。局所麻酔の注射時にはありますが、手術中の痛みはありません。術後には痛み止めを処方しますので、必要に応じて服用ください。
- いつから入浴できますか。
- 翌日からシャワー浴は可能ですが、できるだけ顔は濡らさないようにしてください。ギプスを取るまで顔は濡れタオルで優しく拭いてください。ギブスを取った後も、強くこすることは厳禁です。
- 他院で行った鼻形成の修正も可能ですか？
- 他院修正も行っております。お気軽に一度カウンセリングにお越しください。
費用
- アクセス
- 〒160-0006
東京都新宿区舟町1－12 MKビル2F東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」4番出口1分
- 診療時間
- 10:00～18:00
- 休診日
- 木曜日・日曜日
