目頭の上からかぶさる蒙古ひだ(※)を切開し、目を内側に広くする手術です。目と目の間が広く離れている方のバランスを整えます。 また、並行型の二重を希望される方で、蒙古ひだあるために末広型の二重になってしまうという方にも適応します。
上まぶたの内側から目頭にかけてかぶさっている皮膚のことです。日本人を含む黄色人種に多く見られ、西洋人にはあまり見られません。
こんな方におすすめです
- 目と目が離れている方
- 蒙古ひだが原因で目が小さく見える方
- 平行型の二重を希望される方
- 切れ長の目になりたい方
- 半永久的な効果を得たい方
美しい目のバランスは、目の横幅と目と目の間の距離が、1対1対1の比率であると言われています。一般的に目と目の間が40mm以上ある方は、離れ目に見えてしまいます。
目頭切開は開き方を大きくする・小さくするといった調整も可能ですので、患者さまに適した大きさでバランスの良い比率に調整します。
お一人おひとりの
お悩みにあわせた治療
当院では、最初に患者さまお一人おひとりの目の形と顔のバランスを確認。あらゆる角度から見たときに適した形態を考え、お悩みにあった方法をご提案いたします。
こだわりの施術法
顔の印象を左右する「目」の施術のため、仕上がりにこだわります。目頭切開の術式は複数ありますが、当クリニックでは術後に拘縮したり不自然な仕上がりにならないように工夫した独自の「W型切開法」で手術を行います。
医療技術を
常に追求
当院の治療は、美容外科歴30年超の院長や副院長をはじめ、経験豊富な医師が施術を担当します。特に当院院長は、大手美容クリニックの総院長として30年程度にわたり美容医療に従事したのち、現在も他のクリニックからの依頼を受け技術指導も務めています。医師・看護師全員が最新の知識・技術を日々習得し、患者様にご満足いただける技術を提供しています。
(※2 1987年〜現在)
目頭切開の術式は「W型」と呼ばれる方法で行います。一般的に「三日月型」「Z型」と呼ばれる術式は、患者さまにとってデメリットとなるケースが多く見られるため当クリニックでは行っていません。
W型切開法
W型切開法は、目頭をWの形に切開し、蒙古ひだの余分な皮膚を切除して、三角形の欠損部分に皮膚を引き寄せてはめ込んだ後に縫合する手術です。
三角形を大きくしたり、小さくしたりすることで目頭の寄せ幅を自由に調整できます。拘縮が起こらないような形でWに切開し、引き寄せが強くなりすぎないようにノーテンションで縫合します。
効果がしっかりと得られやすく、さらに自然な印象の目元に近づきます。
目頭切開では単純に目を大きくするのではなく、その方の骨格や顔のバランスに合わせて目と目の間を調整することが重要です。ただ単に大きくするのでは、不自然な印象になってしまうケースもあります。
また切開の傷は必ずできますが、術後3ヶ月程度で赤みもひいて目立たなくなります。目をより大きくしたい場合は、それだけ大きく切開しないといけませんが、その分傷も大きくなります。小さく切開すると、効果も小さくなります。患者さまのご希望に合わせて、そのバランスを図りながら、ベストな大きさになるように施術いたします。術後も傷がきれいに治るように、ノーテンションで縫合するなどの工夫も行っています。カウンセリングでご希望をお聞きしながら、柔軟に治療法をご提案させていただきます。
阪田和明 院長
形成外科医・美容外科医として二重切開を手掛ける。
大手美容クリニックの総院長を長年(※)務めたあと、阪田美容・形成外科を2016年開院。現在も他院の医師に対し、施術指導を行っています。
(※ 1987年〜現在)
治療の流れ
[カウンセリング(約1時間)]
最初に患者さまのご希望を伺います。二重形成をご希望の方には、ブジーと呼ばれる二重をつくる器具を用いて仕上がりを確認します。ご希望の目の大きさと傷の大きさを比較し、適した治療をご提案します。
方針が決まると、治療と費用のご説明を行います。
(メールカウンセリング)
遠方でご来院が難しい方にはメールカウンセリングも行っています。
治療にご納得いただいた場合は、手術の予約をしていただきます。
治療日当日
[治療前カウンセリング]
手術前に、施術の再確認を行います。
[治療]
① 切開する部位に、マーキングを行います。
② 局所麻酔を行います。
③ 目頭を切開し、皮膚を剥離して縫い縮めます。縫合には丈夫で極細のナイロン糸を使用します。
[手術後]
術後に抗生物質と痛み止め、軟膏などを処方します。帰宅後に患部をよく冷やしてもらいます。
5~7日後
ご来院いただき、医師が目の状態を確認し、抜糸を行います。
[アフターケア]
1ヶ月後・3ヶ月後・半年後検診を推奨しています。
ダウンタイムとリスクについて
ダウンタイム
・アイメイクは抜糸までの1週間程度できません。
・首から下は当日からシャワー浴が可能です。当日は、なるべく傷跡を濡らさないようにしてください。
・手術当日はサウナ・飲酒・激しい運動はお控えください。
リスクについて
・効果については個人差があります。
・内出血の可能性があります。
・仕上がりに左右差が出る場合がありますが、微妙な左右差は誰にでもあり、不自然にはなりません。
Q&A ※効果には個人差があります。
- 手術にはどれくらい時間がかかりますか?
- 単純に目頭切開のみですと、約30〜40分です。二重形成と合わせての施術は、1時間30分程度です。
- 傷は残りますか?
- 傷は1ヶ月程赤みが出ますが、徐々に白く目立たなくなります。翌日まで激しい運動や飲酒、サウナなどは避けてください。
- 痛みはありますか?
- 局所麻酔の注射の痛みはあります。手術中は麻酔が効いているため、痛みを感じません。術後にはチクチクとした痛みが出る場合があります。
- 手術の翌日から会社に行けますか?
- 腫れは残りますが、目は見える状態ですので、手術翌日に仕事に行くことは可能です。ただし抜糸までは目もとに糸が付いた状態のため、美容整形を周囲に公言したくない方は、1~2週間程度のお休みを取られるケースが多いです。
- 他院で行った二重切開の修正も可能ですか?
- 他院修正も行っております。お気軽に一度カウンセリングにお越しください。